2024.11.29アメリカWilbur Packing社
9割をクリーンエネルギーで賄い、環境配慮にこだわった有機プルーン
会社紹介
Wilbur Packing 社は、1994年からカリフォルニア州でオーガニックプルーンの栽培を始め、オーガニックビジネスに力を入れています。その歴史は、果樹園を始めた5世代前の1869年であり、この土地は今でも世界的に優れたプルーンの生産地として知られています。生産と品質向上に加え、小売包装や保存料フリーの最新の製品から環境に優しい加工まで、幅広く新しい取り組みを行っています。
農地・栽培について
私たちの農場では、フレンチプルーンの栽培に取り組んでいます。すべての栽培と加工プロセスはCCOF*とJASの基準に準拠しており、オーガニック製品の農薬代替品として、承認を受けた材料のみを使用しています。生物多様性への配慮も意識し、栽培の工夫を行っています。
* CCOF:カリフォルニア州の有機認証機関
工場・加工について
私たちの加工工場では、オーガニック製品のみを扱っています。また、オーガニック製品は常に別の倉庫に保管されています。一切の添加物を使用せず、JAS、CCOF USDA、BRC*2の基準に従って食品安全に取り組んでいます。
*2 BRC:英国小売協会が定める食品の安全基準
社会への取り組みについて
私たちは太陽光発電システムを導入し、自社で使用する91%をクリーンエネルギーで補っています。これは25年間で200エーカー分の木を植えることと同等のインパクトがあります。また、加工時に出る廃水を再利用しており、一部は果樹園への補助的な散水に利用し、処理の過程で出る有機汚泥は有機肥料の生産のために使用しています。雇用の面では、地域住民の多くが従事しており、農業雇用を生み出しています。また、地元の慈善団体を支援し、地域の子どもたちやコミュニティの発展に貢献しています。
Wilbur Packing社の推しポイント
カリフォルニア州ユバシティに拠点を置くWilbur Packing社は、家族経営の伝統を大切にしながら、最高品質のプルーンを栽培しています。私たちは2023年からこのプルーンを取り扱い、お客様にも「自然な甘みとしっかりした食感が魅力」と好評です。Wilbur社の製品は、収穫から加工まで一貫して管理されており、「自分の子どもにも食べさせたい」と誇りを持って提供されています。